ピザ屋の彼女になりたい

壁に向かって大声で

「ナミダの海を越えて行け」がはちゃめちゃに刺さる話がしたい

 

 

したい!!!!!

 

 

みなさん聞きました?

Snow Manの3rdシングル「Grandeur」の中に収録されている「ナミダの海を越えて行け」

え?まだ聴いてない?そんな人もほら、こっちにおいで。怖くないよ。

ジャニーズの曲聴いたことなくて偏見ある人もその気持ちわかるけど、とりあえず一回だけ聴いて欲しい。4分間だけやから。

今聴いてる曲一旦止めて、ちょっと一旦聴いてくれへん?YouTubeで聴けるから再生して。一旦、一旦よ。お願いマジで聴いて。お願い。

 

公式がYouTubeで載せてくれてるから。しかもフルサイズという奇跡。ありがとう公式。大感謝。

はい、これね。

 

 

 

……どうですか?

めちゃくちゃ良くないですか???(真顔)

 

最初、番組で流れてるの聴いた時「あ〜いいな〜ポップだわ〜さすがSnow Manavexさま〜!」て思ってたんですよ。歌詞もエモい。

でね、音源になりまして。やっと手元に届きまして、聴いたらもう…なんやこれ。改めてイヤホンで聴いたら破壊力が凄かった。もう。もう……言葉にならん。大好きだわこんなの。ずるい。

 

曲も歌詞も刺さる刺さる。アラサーの心ぶっ刺してくるんです。刺されすぎて血塗れで瀕死になりながら、なんかもうこの気持ちをどうにかしたくてブログ書いてます。

 

YouTubeの再生分数にあわせて、ただ私が刺さってる部分がどこかってだけを書いていくから、良ければ読んでくださってる人も一緒に聴きませんか。

 

▶︎再生

 

  • 0:00〜0:03

いや開始3秒で最高か?

 

ギターのフィードバックから始まるのずるくないですか……始まりの映像が海なのもずるい。

もうここで最高の曲の予感がする。期待値しかあがらん。

ギターのギュワンって一音目があつい。これなんやっけ。グリッサンドやっけ(圧倒的に知識が足りない)

 

 

  • 0:03〜0:25(前奏おわりまで)

everybody clap!!なんてスノに言われたら当然小気味良くパンパンッ!ってclapしちゃうわ。毎度しちゃうわここ。

everybody stomp!!の後にバスドラ(だと思う)が、ダンダンッ!って入ってるのもテンション上がるぅ〜!!踏み鳴らしたくなる〜!

 

ギターのフレーズが最高に気分をあげてくれる。音がもう最高にかっこいい。音作りの事なんて全然知識ないから全く言葉にできないんやけど。目の前に海が広がっちゃうよね。

 

Aメロに向かって盛り上がっていくのも最高に気持ち良くないですか?ほらほら始まるよ〜!みんな寄っておいで〜!って言われてるみたい。海に向かって走り出しちゃう。

 

 

  • 0:26〜0:37(Aメロ前半)

盛り上げられてからのこのシンプルなAメロ。掌の上でコロコロされてる。ありがとうございます。

ギターのシンプルな音のおかげで歌詞がぐんっと耳に入ってくる。

 

帰り道の暗闇 遠くで誰か笑ってる

誰もいない街 朝を待つほどに長い夜だ

 

声は割と明るいけど、寂しい歌詞がいい。

めめらうが歌ってるのも良いですね。なんだかここの2人の歌声は少年っぽさが出てて好き。

ジャニーズさんは本当に歌割りがエモい。オタクそういうの弱いよ。

 

基本的にアップテンポで悲しい曲とか大好きやから、もう入りから心掴まれた。

暗闇って初っ端で言っちゃってるし、「遠くで」「誰かが」笑ってるのすぐイメージが浮かんじゃう。

「隣で」「君が」じゃなくて、「遠くで」「誰か」笑ってるのが聞こえるって、自分の周りはものすごく静かじゃないと聞こえないよな……とか情景を想像してしまう。

この「誰か」は、誰を笑ってるんだろう。自分のことを笑ってる訳じゃなくても、暗闇にいるときは被害妄想も加わっちゃうから、自分のことを笑ってると思ってたりしちゃうな〜とかね、考えてしまう。

それとも、自分は暗闇にいるのに自分以外は明るいところにいる、違う世界を少しだけ羨ましく思ってたりするんかな。

なんにせよ、朝を待ち侘びてる時は夜は長いよね。暗闇にずっといたんだね。

 

ここの歌詞だけでエモさ500%!濃縮!って感じなんですけど、これあと3分半耐えられるのか不安になる。

 

あと「あさを」と「よるだ」の言葉のハメ方というか音の取り方が気持ち良い。

 

 

  • 0:38〜0:49(Aメロ後半)

ドラムの入り方がもう大好きなんですよ。それに合わせてベースの音も動く動く。ギターの音もさっきとは違って動きが増える。音色が増えて華やかな音になっても、歌詞は寂しいまま。

 

テールライトの灯り 最終便が走り去ってく

見送る事に 気付けば慣れていた

 

走り去っていくのを見送ってる。まぁつまり乗れなかった。最終列車には、乗れなかった。しかも乗れなかったのは1度や2度じゃない。

このフレーズを、最年長のふっかと関西からきたこーじが歌うって…ちょっと勘弁して…。さっくんはハモかな?

嫌でも考えてしまう、デビューまでの道のりが長かった経緯。何度もメンバーが言う「悔しかった」という時期のこと。

デビュー後からの新規のオタクなので、当時の事なんて何も分からないけど、それでもここでもう既にグッときて、歌詞をSnow Manに重ねてしまう。そして覚悟する。ああこれはSnow Manの歌なんですね。

 

 

  • 0:50〜1:02(Bメロ〜サビ前)

リズム隊のフレーズがとにかく好き。楽しそう。過ぎたる夢と〜の、ターンッタタン、ターンッタタン、ってリズムがたまらん。

そこからのサビに向かって加速していく感じも大好き。王道こそが正義。

じゃあ過ぎたる夢と 諦めようか

歌詞もここからちょっとだけ奮い立つようなフレーズに変わる。

しょっぴーのしっとりと芯のある歌声で歌われるこのフレーズが耳を突き抜けて、雰囲気が変わる。

 

「今度こそは」を期待した手 何度も雲を掴んだって

運命は自分で決めたろう?

 

今度こそは…って掴もうとして、何度も雲を掴んでしまう。掴みたいのはそれじゃない。「何度も」って言ってるのがツライ。一回だって、そんな経験辛くて仕方ないのに、それを何回も経験してきたの…?って泣きそうになる。でも歌ってる方は折れないんだよな〜

 

「運命は自分で決めた」って、いやかっこよすぎか。

「道」とか「夢」じゃなくて「運命」は自分が決めたって言ってるのがかっこいい。こうなったのも、自分が決めたことだろう?って。雲を掴む事さえも、自分が決めたと…自分の運命だと言うんですか?

 

後ろでヘイ!ヘイ!って言ってるのも気持ち良い合いの手。盛り上がって参りました!!

 

 

  • 1:03〜1:40(サビ〜2番の直前)

「ああ!」のフレーズが前の小節からきてるからかな?すごい気持ちいい…

その後ろで楽器陣が一拍おいてるのも最高に気持ちいい。ザ・サビ!!めちゃくちゃテンションあがるやつ〜!!!

 

ああ、しょっぱいぜ!ナミダの海越えて

無理難題な夢をまた見ような

風に走れ 汗かいて転げて その身を焦がせ

 

ナミダってなんでカタカナで書いてるんかな。涙や泪じゃなくてナミダ。波とか浪にもかかってたりするのかな、海やし……?分からんけど。

 

夢をまた「見ような」って言ってるの良いですよね。一緒に見ような、って言ってるのがいい。メンバーがメンバーに言ってるんかなって思うし、ファンにも言ってるのかなって。

インタビューとかで、ひーくんやだて様がそういうこと良く言ってるのを目にするから、ここもどうしても重ねてしまう。

「無理だ」と言われたデビューは、当時は無理難題だったんかな。でも実現できたから、きっとこれからもこの9人で「また」夢を見るんだね。

 

失敗の数だけ増えようが 

間違いなんて誰が笑えようか?

雨に打たれ 泥飲んで踏まれて 花開け!

 

ちなみに私はこの辺から、Snow Manに重ねてた歌詞が、自分にも重なってることに気づく。

 「いつの日か」が今日の日に 

目覚めない夢に 追いつけるまで

「いつの日か」が今日の日に〜と歌うひーくんの声がすごく好き。「い"!つの日か」って力入ってるのがかっこいい。

 

あと、ずっと言ってるけどドラムがずっと楽しそうな音出してるの好き。叩いてる人の姿想像できちゃうぐらい。ドラムしたことないけどこの曲のドラム楽しいんやろな〜!

 

花開け!のところのベースもテンションあがっちゃう。弾きたい。※無理です

訪れるまで!の直前の、ギュイーンとする(奏法の知識ゼロ)(グリッサンドでええのかな)ベースの音も堪らんのです。もう脊髄で反射してしまう。かっこいい。

 

2番入る前のギターのフレーズ、イントロと同じやけど、最後だけ音が上がっていくのテンション上がるぅ!

 

 

  • 1:41〜1:52(2番Aメロ)

いやもう。歌詞がとても好き。

振り向くと向かい風

戻る足跡さらってく

さみしくなるのは

独りじゃないからだ

 

振り向くと向かい風って良いですね。前を向けば、今は追い風なんだね。これを歌ってるメンバーの歌声が柔らかくて余計にほっこりする。あべちゃんのカメラ目線もナイスです!

 最初は、「独りじゃないのにさみしいの?」って思ってたんですけど、足跡は風がさらっていったんですね。

今までの道のりは、戻れなくなってしまったという事なのかな、と勝手な解釈。

そりゃさみしいよね。今ももちろん独りじゃないけど、今までも独りじゃなかったんじゃないですかね。

それを捨てた、というのは誇張表現が過ぎるかもしれないけど。

大きな決断をした時に、失ったものはたくさんあったんだろうな。

 

ベースの音がまた跳ねてるのが最高。1番と全然フレーズ違うじゃないですか〜!最高〜!弾いてるところが!!みたい!!!

 

 

  • 1:53〜2:05

ここの歌詞が1番好きかもしれないな〜

 

もう消せない悔いが 帰らぬ今日が

消えない傷や痣んなって

誰かにもし笑われたって

人生は自分の物だろう?

 

多分1番自分と重ねちゃってるからかなぁ

消えない傷や痣ってこの年齢になるといくらでもあって、後悔することもあるんですよね。

そんな傷跡や痣は、他人に見せたら笑われるだろうし、引かれることもあるんやろうな。

でも、そうやって消えないものがあるから今の自分もあるんよな〜そして今、朧げながらも夢見てるものもある。

 

人生は自分の物だろう?って、わかりきった事なんです、それはそうなんですけど。それを言う時って、「だからこれから好きなように生きないと」みたいなニュアンスが多いじゃないですか。言いなりになるな!みたいなね。

 

でもね、そういう「将来」だけじゃなくて、消えない「過去」も自分の物だろう?って言われてるって私は解釈してしまって、もう、泣いちゃう。背中を押すだけじゃなくて、過去も肯定してくれるの?

メンヘラそういうのに弱いけど平気?

 

ここのフレーズをさっくんとしょっぴーが歌ってるのもまたグッとくる。

なんとなく私の中で、静かに熱いイメージなんですよねこの2人って。歌声がまた一層力強くてまっすぐ届いちゃう。やめてやめて。そんなにまっすぐ歌わないで~まっすぐ生きて行きたくなっちゃう~

 

 

  • 2:06〜2:49(2番サビ)

見過ごすなよ今日の日を

あふれだす夢を 叶える日まで

 

叶える日まで…

見過ごすなよ今日の日をってだて様が言ってるのなんか説得力感じるんですけど、何でですか?(知らん)

 

この部分の1番の聴きどころは、さっくんの「叶える日まで…」だと思うんですけど、異論はありますか?ありませんね。ありがとうございます。

 

個人的にこのフレーズさっくんが歌うのって意外。こういう、所謂おいしいところってしょっぴーとかが歌ってるイメージ。でもさっくん最高だな。いつもニコニコしてるさっくんだから、こういう決意を含むフレーズは余計に重く感じてしまう。声もまっすぐ。とにかくまっすぐ。さっくんだけじゃなくて、SnowManの歌声が全編通してずっとまっすぐ。え、銃口向けられてます?みたいな感覚になる(?)

後ろのギターが良い音だしてます。

 

 

  • 2:50〜3:08

息を止め駆け抜けた一瞬が

ほら、待ちわびた朝を連れてくる

Here rise the Sunlight!

あぁ、眠らず夢見た水平線

ナミダの途切れた その向こうへ、今!

「息を止め駆け抜けた一瞬」って言い方すごい好きです。

 

あとここのラスサビ前の!盛り上がり方!!くるよくるよくるよ〜!って言ってる(言ってない)

 

 

  • 3:09〜4:01

そしてみんな大好きブレイクからのラスサビ……

これはもうハッピーエンドで間違いない

その直前のドラムの疾走感のある音が少しずつ落ち着いてきて、タンタンタン……からギターの音→ブレイク→ドーーーーン!

 

いやこれでもうテンション上がらんわけがないのよ。全人類立ち上がっちゃう。拳突き上げちゃう。遺伝子レベルで好きって言ってるのよ。

ギターは間違いなくネックを振り下ろしてかき鳴らすやん。ありがとう、ありがとう。大好物です。

 

その勢いのまま盛り上がってごちそうさまでした。

映像が最後星空で終わるのもなんだか粋ですね。9つの星が出会いましたか……光り輝くSnow Man……

 

 

はぁ、なんて濃密な4分間。

ぜひ音源を聴いて欲しいです。イヤホンできいて。ベースもギターもドラムも堪らない。

Amazonで買えます。

 

Grandeur(CD+DVD)(初回盤B)

Grandeur(CD+DVD)(初回盤B)

  • アーティスト:Snow Man
  • 発売日: 2021/01/20
  • メディア: CD
 

 

 

この2種類はナミダの海を越えて行けが入ってます。

初回盤の方はDVDも付いてるよ。お得だね。

 

初回盤の方は4曲入ってて、4曲それぞれ全然色が違うので楽しい。すごくお得だね。

 

それはもうどっちも実質タダですね。

 

とにかく良い曲です、ナミダの海を越えて行け。音楽の知識も大してなく、Snow  Manを知ったのも2020年の春なので、いろいろ違うところもあるかも。そう思う人もいるんだな〜ぐらいで思っててください。偉そうに聞こえたらすみません。

 

Snow Manの曲だと思ってたら、いつのまにか自分の曲に変わってた。不思議。きっとみんなの曲ですね。分からんけど、色々現実を知ったSnow Man世代(

と言っていいのか分からないけど)のアラサーにより深く刺さるのかも。夢を見る楽しさはもちろん知ってる。でも、それ以上にどうにもならない現実を知ってて、諦めてしまうような自分が許せなかったり。逆に諦められない自分が情けなかったり。現実と理想で戦う現代人。

それをSnow Manが力強く歌い上げてくれることで、なんだか救われる気もする。

 

聴くたびにいろんな発見がありそうな曲。きっと10年後に聴いたらまた違うんだろうな。それも楽しみ。

 

ああ、テンション上がって6000字も書いちゃった。びっくり。長々とありがとうございました。

 

 

改めて、Snow Man、デビュー1周年おめでとうございます。ナミダの海を越えて、この先も素敵な航海が続きますように。

9人をもっと遠くへと運ぶ波になりたい。